【曲について】バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043【その2】

前回に続き、2月29日(土)に取り上げる曲についてです。


この曲の凄い点その3。3楽章のエネルギー、勢い。演奏者によって弾く速さがかなり異なる楽章でもありますが、この楽章ならではの勢い、緩急や盛り上がり、ラストまで駆け抜ける感覚をお伝えできるような表現を模索中です。

バロック時代の職業音楽家は、作曲家でもありましたが、同時に、複数の楽器の演奏家でもありました。さらに、バッハを含め鍵盤楽器の名手は、その多くが即興演奏を得意としていました。

この3楽章については、どこか即興演奏に通じるような、「自由で伸びやかな響き」「次々と音楽が展開していく(そして展開が早い)」というイメージを毎回持ちます。お伝えできるよう準備します!

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2本のヴァイオリンによるアフターヌーン・コンサート、ありがたいことにチケットの申し込みは好調です。残枚数が少なくなってきました。
2月29日(土)16:30〜 (16:00入場可)
グラン・シェフ クーゼーさんにて
(ハーモニーホールふくい 敷地内のお店です)

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